公認会計士とは

公認会計士攻略ガイド※適切な予備校選び・試験対策で最短合格を実現

公認会計士とは会計資格最高峰として幅広い分野で活躍することが可能です。

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公認会計士とは

会計資格の最高峰と呼ばれる公認会計士は、高度な知識と専門スキルを有しているため、合格後は監査法人以外の多方面で活躍可能です。

今回は、そんな安定した地位と報酬を得やすい公認会計士とはどんな資格や仕事があるのかを簡単にわかりやすく解説していきます。

公認会計士とは

公認会計士とは監査および会計に携わる専門家で、弁護士や医師と並ぶ最難関の国家資格として知られています。

公認会計士としての仕事は、企業の会計を第三者の立場から監査することが主になります。監査とは、企業が外部に発表する財務諸表(財務・会計に関する情報)が正しいのかチェックをすることです。

こういった企業の財務・会計に関する情報は資本市場に大きな影響を与えるものであり、会計のプロフェッショナルの立場から情報の信頼性を判断するのが公認会計士の大きな役割となります。

公認会計士とは、数ある会計系資格の中でも最高峰と言われており、試験合格率は毎年10%前後と非常に低いです。しかし、難関試験を突破すれば公認会計士として専門職につける、いわゆる「手に職をつける」ことができるため、公認会計士を目指す方は少なくありません。

近年では女性の合格者が約20%と目立ってきており、多くの女性が現場の最前線で活躍する機会も増えています。

年収・給与はどれくらい?

年収・給与はどれくらい?

公認会計士とは専門性の高い難関資格ということもあり、一般平均よりも高い給与が見込めます。

厚生労働省が公開している職業ごとの賃金をまとめたデータ「賃金構造基本統計調査」では、例年600万円~1000万円ほどの年収額が報告されています(公認会計士と税理士をあわせた年収データ)。

同データによると、20代半ばの月額基本給与は25万円~35万円ほどで、年収にして500~650万円ほど。30代半ば~40代になれば、年収が1,000万円を超えることもあるようです。

また、公認会計士の資格を活かして外資系金融やコンサルティングファームなどに転職すれば、若くても年収1000万円以上は十分狙えます。

もちろん、就職先が大手か中小かというところで給与の差がでることはありますが、一般的な同世代の社会人と比較すると、公認会計士の給与は高い水準にあると言えるでしょう。

公認会計士とは難関資格である分、高額な給与を望めるということもあり、このような給与面の魅力が高い人気を集める理由の1つとなっています。

職種別年収ランキング

ここでは、厚生労働省の賃金構造基本統計調査ではなく、人材会社大手マイナビが集計した職業別の年収ランキングを一部確認してみましょう。

こちらは、マイナビ転職に掲載された求人のモデル年収を基に算定されており、公認会計士は26位の662万円でした。

しかし、ランキング上位のコンサルタント(2位)やアセットマネージャー(3位)等で活躍する公認会計士は多く、やはり高い年収が期待できること間違いなしです。

順位 職種名 平均年収
1 システムアナリスト 1,609万円
2 コンサルタント(経営戦略) 1,444万円
3 アセットマネージャー 1,100万円
4 情報アーキテクト・UI/UXデザイナー 1,000万円
5 ITアーキテクト 975万円
6 不動産営業 952万円
7 システムコンサルタント(業務系) 932万円
8 金融営業(個人)・リテール・FP 918万円
9 基礎研究 900万円
10 用地仕入 867万円
・・・
26 公認会計士 662万円
・・・
36 税理士 635万円
・・・
96 司法書士・行政書士 552万円

公認会計士の就職先と業務

公認会計士の業務内容

先ほど、公認会計士とは企業の財務・会計に関する情報を第三者の立場からチェックする仕事だと説明しましたが、実は公認会計士の業務内容はそれだけではありません。

働く場所によって公認会計士の仕事は変わり、幅広い活躍の場があるのです。

ここからは、公認会計士の就職先とはどういったものがあるのか、また就職先に応じた業務内容を解説していきます。

メインとなるのは監査法人における「監査業務」

公認会計士の就職先として第一に挙げられるのは、「監査法人」です。

監査法人とは、企業の監査業務を行う専門的な法人組織を指します。日本国内には様々な監査法人がありますが、中でも「トーマツ」「あずさ」「EY新日本」「PwCあらた」という4つの監査法人はビック4と呼ばれ、最大手の組織として知られています。

監査法人で行われる業務とは、企業の作成した財務諸表を監査することがメインです。

企業の財務・会計データがまとめられた財務諸表は、銀行や投資家が融資・投資をするかどうかの判断基準になります。財務諸表を改ざんして報告するいわゆる「粉飾決算」が行われれば、資本市場に大きな影響が及んでしまいます。

経済的に重要な意味を持つ財務諸表に間違いがないかをチェックし、企業の信用性を第三者の立場から調査するのが、公認会計士の重要な役割なのです。

この業務とは公認会計士だけに許された独占業務となっており、社会的・経済的に大きな意義のある仕事と言えるでしょう。

4月~6月を決算の時期としている企業が多いため、この3ヶ月が監査法人の繁忙期とされていますが、監査を担当する企業(クライアント)や担当の数に応じて忙しい時期が変わります。

また、大きな監査法人であれば大企業を相手にするため大人数のチームを組んで対応する機会が多い一方、中規模の監査法人は人数が少ないため幅広い業務を任される傾向にあります。

監査法人以外で働く選択肢

公認会計士の就職先とは、監査法人に限られません。どんな企業も財務状況を把握するには会計の知識が必要です。そのため、会計のプロである会計士が活躍できる場は一般企業にも幅広く存在するのです。

公認会計士が一般企業に就職する際には、

  • コンサルティング会社で財務・経営に関するコンサルタント
  • 一般企業の経理・財務を担う部署で経理業務や事業計画の立案
  • 金融機関で投資や融資に関する業務
  • ベンチャー企業で経理としてIPO(新規上場)のサポート

などの選択肢が挙げられます。

特に監査法人で経験を積んだ公認会計士は、企業会計・財務だけでなく経営に関しても知識を持っているため、様々な会社で重宝されます。

一般企業で財務の面から企業の事業戦略を考えたり、コンサルティング会社でM&Aや事業再生に関するコンサルティング業務など、財務の面から見た企業経営に関わる業務に就くケースが多く見られます。

また、ベンチャー企業でバックオフィスを担当するのも選択肢の1つ。ベンチャー企業はIPO(株式上)を考えていることも多く、企業会計の専門家が社内にいることは非常に心強いのです。

ベンチャー企業でバックオフィスリーダーとして勤務すれば、場合によってはCFOのポジションに就ける可能性もあり、バリバリ活躍したい方には興味深い選択肢と言えるでしょう。その反面、実力主義で成果を出さなければいけないというプレッシャーもあることは忘れてはいけません。

経験を積んで独立という道もある

監査法人で経験を積んだ公認会計士の中には、独立開業をして自分の会計事務所を立ち上げる人も少なくありません。

個人で会計事務所を立ち上げた場合、業務内容は主に会計コンサルティングや税務業務が主になります。

税務業務とは、企業や個人事業主が毎年支払う税金(法人税)の申告業務のサポートをしたり、税務署類の作成を代行する業務です。税務業務とは税理士資格がなければ行うことができませんが、公認会計士資格を持っていれば試験を受けることなく税理士資格を取得することが可能です。

独立開業をする公認会計士は、受けられる業務の幅を広げるために税理士資格を取得することが多いようです。

税理士との違いとは

公認会計士は、公認会計士資格を取得すれば試験を受けること無く「税理士資格」も取得することができます。

税理士とは、広く言えば公認会計士と同様に企業の会計に関する業務を行う職業です。会計士と税理士とは同じような職業だと思っている方もいるかもしれませんが、実際のところ業務内容には大きな違いがあります。

ここでは、公認会計士と税理士の違いとはなにかを解説します。

税理士の仕事とは

税理士の仕事とは大きく3つに分けられており、「税務書類の作成」「税務代理」「税務に関する相談」が主になります。

税務書類の作成とは

企業や個人事業主が税務署に対して提出する書類の作成(確定申告書など)

税務代理とは

企業や個人事業主が、税務署に対して税金を申告する作業の代行。また、税務署からの税務調査に立ち会い、納税者に代わって対応すること。

税務に関する相談とは

企業や個人事業主の納税手続きや、納税額の計算などについてアドバイスをすること。また、節税の相談にのることもある。

公認会計士の独占業務が監査業務であるように、税理士の独占業務は税務業務とされています。

公認会計士は、税理士の資格を取得すれば上記の税理士独占業務も行うことが可能です。

公認会計士と税理士の試験の違い

公認会計士試験とは最難関の試験として有名ですが、一方の税理士試験も難易度の高い試験として知られています。

公認会計士と税理士試験の大きな違いは、受験資格と試験方式にあります。

公認会計士

年齢、性別、学歴に関わらず受験をすることができる。

試験は短答式試験と論文式試験の2段階に分かれており、所定の必須科目・選択科目を受験して全ての科目で合格点をとる必要がある。

短答式試験に合格した場合は合格後2年間短答式試験が免除される。

また、論文式試験に落ちた場合も、所定の成績を納めた場合には2年間特定の科目について受験免除となる。

論文式試験までの合格率は、例年10%ほど。

税理士

学歴や所持資格に応じて受験資格が定められている。

例)大学、短大、高等専門学校もしくは専修学校の専門課程を修了し、なおかつ法律学および経済学に属する科目を1つ以上取得している者など

試験は1回のみで、所定の必須科目・選択科目を受験し、各科目ごとに合否が出される。一度合格した科目は、その後ずっと合格の状態が続くため、年数をかけて受験をクリアする方法がとれる。

試験合格率は、例年10%~20%ほど。

このように、税理士試験は公認会計士とは違い、細かな受験資格が定められているものの合格までの難易度は多少低いです。

特に、税理士試験は各科目ごとで合否判定が出され、なおかつ合格の状態もずっと続くため、時間をかけて対策をすることができます。とはいえ、例年の合格率は10%~20%と低く、税理士試験も資格試験の中では非常に難易度が高い部類だと言えるでしょう。

公認会計士になるには

公認会計士になるには

公認会計士とは社会的・経済的に重要な独占業務を行える位置付けや給与面の魅力があるため、将来の進路として目指す人も少なくありません。

公認会計士になるには、まずは金融庁が行う公認会計士試験に合格する必要がありますが、正式に公認会計士として業務をするにはそれだけでは十分ではありません。

公認会計士になるには、試験に合格したあと2年以上の業務補助または実務従事と、3年の実務補修所での学習、最後に修了考査に合格する必要があります

修了考査に合格しない限りは、公認会計士として登録することはできないのです。

公認会計士とは難かしい資格とされていますが、試験合格後にさらなるステップが待ち構えている点も難易度が高いとされている理由です。

まずは公認会計士試験の合格が必須

公認会計士になるための第一歩は公認会計士試験に合格することですが、これが一番のネックです。

公認会計士試験にはマークシート方式の短答式試験と論述を行う論文式試験の二つがあり、短答式試験を合格した人が論文式試験に進むかたちです。

短答式試験に合格した場合はその後2年間は短答式試験が免除されるため、仮に論文式試験で落ちてしまっても再チャレンジの猶予はあります。しかし、論文式試験とは論述形式のため対策が難しく、突破は至難の技です。

公認会計士試験は専門性や難易度が高いため独学で臨む人は少なく、ほとんどの受験生は資格予備校を何らかの形で活用します

資格予備校とは公認会計士や税理士など様々な資格試験の対策に特化した予備校のこと。長年の指導ノウハウや蓄積した情報があるため効果的に試験対策をすることができ、独自につくられた模擬試験などを受けることも可能。通学するタイプの予備校では、一緒に勉強する仲間もできる点が特徴です。

また、公認会計士試験合格の道は予備校通学だけではなく、アカウンティングスクールに通うことも1つの手です。

アカウティングスクールとは会計大学院を指し、大学で経済学部に在籍している学生などが主に進学します。アカウンティングスクールは会計について専門的に学べるだけでなく、修了した場合には公認会計士試験の短答式試験で企業法以外が免除されます。

大幅に論文式試験に特化できるため、公認会計士試験合格にぐっと近づくことができるのです。

正式に登録するには「修了考査」に合格する必要がある

公認会計士試験に合格した後は、「2年以上の業務補助または実務従事」「3年の実務補修所の通学」、そして最後に修了考査があります。

◯業務補助とは

監査法人の監査証明業務において、補助の業務を行うこと。

◯実務従事とは

事業会社で常勤として働き、公認会計士法で定められた所定の業務を行うこと。

◯実務補習所の通学とは

公認会計士の業務に必要な知識・技術を身につけるために座学研修に通うこと。経営・IT、財務、法規・職業倫理などの科目を学ぶ。

実務補習所は東京、東海、近畿、九州の4エリアに分けられ、それぞれ指定された場所に通学する。平日の夜や土日に通い、課題や試験をクリアする必要がある。

「2年以上の業務補助または実務従事」と「3年の実務補修所の通学」とは平行して行うことができるため、少なくとも3年程度で修了考査を受験する資格を得られます。

◯修了考査とは

実務補習所で学んだ科目について、2日間に渡って行われる試験。合格率は70%ほどで、一度落ちても来年度以降再チャレンジすることが可能。

修了考査は公認会計士試験とは違い、合格率は高めです。しかし、年によっては合格率が60%ほどに落ちることもあり、油断はできません。資格予備校などで修了考査対策のコースを開設していることもあるため、不安な方は早めに対策を行うことをおすすめします。

公認会計士とは、試験合格後もこのように最低3年の修行期間が必要です。監査法人や企業で働きながら実務補習所に通い、さらに修了試験の勉強もするなどハードな面がありますが、クリアすれば国家最難関の会計のプロとしてのキャリアが始まります。

まずは公認会計士試験の合格、そして修了考査と、計画的に学習していきましょう。

AIによって将来無くなる職業ってホント!?

AIによって将来無くなる職業ってホント!?

公認会計士を目指す人にとっては無視できないニュースとして2015年に注目されたのが、オックスフォード大学の論文で今後20年以内に「AIにより無くなる仕事」の第2位で公認会計士が選ばれたことです。

AIとは人工知能のことで、近年発達が著しい分野の1つです。

確かに、最近は同じような業務効率化としてRPAの導入も進んでおり、簡単な会計処理は自動化されているケースも増えており、経理スタッフの作業量は大きく減少しています。

それでは、このままだとAIによって公認会計士の仕事はなくなってしまうのか?

結論から言うと、「公認会計士の仕事は無くならない」と言えます。

実務では例外処理がつきもの

何故かと言うと、AIがいくら自己判断が行えるようになったとしても、例外処理は実務ではつきものです

公認会計士の勉強をしていても、実務現場では教科書通りの手続きや仕訳ができないことは沢山あります。

ここまで柔軟にAIが行えるようになるのは、まだまだ先のことでしょう。

最終確認は人(公認会計士)が必要

AIが行った作業が正しいか判断するのは人間であり公認会計士でなければなりません。

業務はダブルチェックなど、人の作業を他の人が最終確認するように、AIが行った作業を確認し、最終判断を下すのもやはり人の手が必要です

それには会計監査の専門である公認会計士の知識と経験が求められます。

公認会計士の将来

実は監査法人ではAI技術を監査業務に導入しているケースは増えており、会計士のよる作業は機械に取って代わっていることは事実。

したがって、今後は単純な作業や事務処理等はAIをはじめとした作業は機械化されるでしょう。

それでも、例外処理や高度な判断、並びに最終判断を行うのは公認会計士の役割となります。

つまり、公認会計士とAIは共存しながら、質の高い会計監査を提供していく時代になるということです。

また、単純な作業は自動化されるということは、公認会計士にはより専門的で的確な判断が求められる時代になるとも言えるでしょう

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http://www.crear-ac.co.jp/

資格の学校TAC

資格の学校TACの公式ホームページです。
http://www.tac-school.co.jp/

大原学園

大原学園の公式サイトです。
http://www.o-hara.ac.jp/

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