福岡の会計士専門学校
福岡でおすすめの
公認会計士専門学校・予備校を紹介

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福岡の会計士専門学校

福岡にある公認会計士のなかから評価の高い学校を紹介しています。

公認会計士とは、独立した立場から自国企業の財務情報を監査する「会計のスペシャリスト」です。

公認会計士になるにはいくつか段階を踏む必要がありますが、公認会計士試験に受験資格の制限はなく、誰でもチャレンジすることができます。

しかし、難関な公認会計士試験を突破するには公認会計士専門学校や資格予備校などに通い、試験に精通したプロ講師から指導を受けるのがおすすめです。

この記事では、福岡県の公認会計士事情とともに、おすすめの公認会計士専門学校・資格予備校をご紹介します。

福岡県で公認会計士を目指している方、公認会計士専門学校や予備校をお探しの方はぜひ参考になさってください。

福岡の公認会計士事情

福岡の公認会計士事情

監査・会計の専門知識を有する公認会計士は、自国の経済活動の基盤を支える存在です。

公認会計士の活躍の場は多岐にわたり、独占業務である監査業務のみならず、企業経営のコンサルティングや税務相談・助言などに携わる公認会計士もいます。

ここでは、福岡県の公認会計士事情をご紹介します。

日本公認会計士協会 北部九州会の公認会計士は800人超

公認会計士を名乗るには、日本で唯一の公認会計士団体「日本公認会計士協会」への登録が必須です。

日本公認会計士協会は全国に16の地域会を置いており、福岡県の公認会計士は「北部九州会」に所属することになります。

日本公認会計士協会には「会員」と「準会員」が所属し、会員である公認会計士の数は全国で約33,000人です。

そのうち北部九州会に所属する公認会計士は830人、部会別で見ると福岡の公認会計士は700人となっています(2022年6月末時点)。

部会別 公認会計士
福岡 700
北九州・筑豊 47
筑後 27
佐賀県 25
長崎県 31
合計 830

参考:日本公認会計士協会 九州北部会『会員の状況』
(https://n-kyusyu.jicpa.or.jp/hokubu/member/)

財務局別受験者数では福岡が全国で4番目に多い

公認会計士試験は東京や大阪、愛知など全国11か所で実施され、ぞれぞれの試験地を管轄する各財務局を「受験局」としています。

福岡も試験実施地の一つで、福岡財務支局が受験局となっています。

令和3年における公認会計士試験の受験者数(願書提出者数)は14,192人、そのうち福岡の受験者数は549人でした。

これは関東財務局、近畿財務局、東海財務局に次いで4番目に多く、地方都市でありながら福岡で公認会計士試験に挑戦する受験者は多いことがわかります

参考:公認会計士・監査審査会『令和3年公認会計士試験合格者調』(https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/ronbungoukaku_r03/03.pdf)

福岡を拠点とした福岡監査法人がある

公認会計士になるには、公認会計士試験に合格し、登録要件を満たす必要があります。

登録を行うには実務経験が必須となるため、試験合格者はまず監査法人(会計監査を目的に公認会計士が共同で設立した法人)に就職するのが一般的です。

福岡県には2000年に設立された「福岡監査法人」があり、福岡を拠点に熊本や長崎など九州全域でサービスを展開しています。

地域に密着した監査法人として、株式会社や学校法人、一般財団法人などに幅広く対応。

監査業務のみならず、会計相談や経営診断、株式上場支援といった経営全般にわたるコンサルティング業務も行っています。

公認会計士専門学校と資格予備校を比較

公認会計士専門学校と資格予備校を比較

公認会計士は医師や弁護士と並ぶ難関資格の一つです。

公認会計士試験は誰でも受けられる試験ではあるものの、専門的な学習を独学で続けるのは難しいため、公認会計士専門学校や資格予備校にてプロから指導を受けることをおすすめします。

ここでは、公認会計士専門学校と資格予備校それぞれの特徴を比較していきます。

学歴が取得できるか

大学卒業者の「学士」や短期大学卒業者の「短期大学士」などと同じく、専門学校の卒業者には「専門士」という文部科学大臣認定の称号が与えられます。

ただし、修業年限が2年以上であること、総授業時数が1,700時間以上であることなど、一定の要件を満たした学科を卒業していることが条件となります。

一方、予備校は学校教育法における正規の教育機関ではないため、学歴にはならないのが一般的です。

公認会計士専門学校と資格予備校を「学歴」という面で比較すると、履歴書などに学歴として記載できるのは公認会計士専門学校のみとなります。

コースや学費はどっちが高い?

学費は公認会計士専門学校や資格予備校によってそれぞれ異なるものの、一般的には専門学校の方が高い傾向があり、年間100万円以上も珍しくありません。

あくまで一例ですが、公認会計士専門学校の学費は2年間で約200万円、資格予備校の公認会計士コース(2年)の受講料は約80万円ほどです。

また、資格予備校にはさまざまなコースが開講されているため、どのコースを受講するかによっても学費は大きく変わってきます。

たとえば公認会計士試験の受験経験がある場合、受講期間が約1年、受講料は約40万円の受験経験者向けコースを選択できます。自分に合ったコースを選べるのは資格予備校の大きなメリットでしょう。

一方で、公認会計士専門学校は学費が高い分、サポートの手厚さに定評があります

プロの講師によるきめ細やかなサポートを受けたい方は、公認会計士専門学校の方が向いているでしょう。

専門学校ではクラブ活動やイベントも実施されているため、勉強以外で充実した学生生活を送りたいという方にもおすすめです。

公認会計士試験の合格実績はどうか

一例として、公認会計士コースのある専門学校「大原学園」と資格予備校「TAC」の合格実績を比較すると、2020年公認会計士論文式試験の合格者は大原学園で54人(専門課程)、TACで401人でした。

TACは2006〜2021年の合格者占有率を37.9%と発表しており、論文式試験合格者の約4割をTAC本科生が占めていることになります。

ただし、公認会計士専門学校と資格予備校とでは開講コースの数や受け入れる人数が大きく異なるため、合格実績の数字のみで比較するのは難しいでしょう

あくまで一例として参考になさってください。

大学や仕事と両立できるか

大学に通いながら、また仕事をしながらでも、公認会計士専門学校や資格予備校の授業を受けることは可能です。

特に資格予備校は比較的自由度が高く、複数のコースが開講されているため、自分に合ったカリキュラムを選びやすいでしょう。

夜間部や通信制に対応している公認会計士専門学校なら、大学や仕事と両立しながら専門学校に通うこともできます。

なお、令和3年における公認会計士試験の職業別合格者数は、「学生」および「専修学校・各種学校受講生」が924人(構成比67.9%)、「会社員」が111人(構成比8.2%)でした。

公認会計士試験の合格者は学生が大部分を占めているものの、仕事をしながら難関試験に合格した社会人も一定数いることがわかります

参考:公認会計士・監査審査会『令和3年公認会計士試験の合格発表の概要について』(https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/ronbungoukaku_r03/01.pdf)

福岡のおすすめ公認会計士専門学校

受験者数が多い福岡県には、公認会計士資格の取得を目指せる専門学校があります。

ここでは、福岡県でおすすめの公認会計士専門学校をご紹介します。

大原簿記ビジネス専門学校 福岡校

大原簿記ビジネス専門学校 福岡校

大原簿記ビジネス専門学校 福岡校は、学校法人大原学園が運営する福岡の専門学校です。

税理士・公認会計士分野にて「公認会計士コース」を開講しており、2年制・4年制のどちらかを選ぶことができます。

公認会計士コースのカリキュラムは基礎から始まり、日商簿記合格、短答式合格、論文式合格を目指して段階的に学んでいくため、初めて学ぶ方も取り組みやすいでしょう。

また、独自の学費支援として試験や取得資格、クラブ活動による特待生制度があり、認定ランクによって入学金・授業料の全額または一部が免除されます

合格実績 2020年公認会計士試験合格者 54名(全国専門課程実績)
開講コース・学費 税理士・公認会計士分野(2年制):入学金150,000円、学費1,920,000円(※4年制の場合:3・4年次の学費は2年次納入金と同一金額)
校舎 福岡校:福岡県福岡市博多区上川端町14‐13

大原専門学校の詳細はこちら

福岡のおすすめ資格予備校

福岡県でおすすめの公認会計士資格予備校を3つピックアップし、その特徴や強み、合格実績などをまとめました。

TAC

TAC
TACでは「初学者向け」「受験経験者向け」「試験合格者向け」の対象者別に公認会計士コースを開講しています。

また、初学者向けコースの中にも、短期集中で合格を目指す「短期集中L本科生」や学習期間が長いロングコース「2年L本科生」など、開講時期や受講期間が異なるコースが複数あります。

また、学習開始時における簿記・会計の学習状況(知識レベル)に応じて受講の開始レベルを選べるようになっているため、自分に必要なカリキュラムを効率的に取り組めるのが強みです。

合格実績 2021年公認会計士試験合格者 289名(TAC本科生)
開講コース・学費 初学者向けコースの場合:「2年L本科生」(学費:780,000〜870,000円)「2年S本科生」(学費:770,000〜860,000円)など
校舎 福岡校:福岡県福岡市中央区天神1-15-6 綾杉ビル2F

TACの詳細はこちら

資格の大原

資格の大原

資格の大原では多種多様な公認会計士コースを開講しています。

受講スタイルもさまざまで、教室通学や映像通学、Web通信、DVD通信などから希望のコースを選択できます。

通学講座であってもWeb講義が標準装備されるため、欠席した講義を自宅で視聴したり、苦手な科目を復習したりできます。

また、通信講座を受けている受講生も、大原の自習室を無料で利用できるようになっています。

合格実績 2021年公認会計士試験合格者 397名
(社会人講座:360名、専門課程:37名)
開講コース・学費 1年初学者合格コース(学費:720,000円〜)、
2年初学者合格コース(学費:760,000円〜)など
校舎 福岡校:福岡県福岡市博多区上川端町14-13

資格の大原の詳細はこちら

LEC東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインドでは、「初級者向け」と「学習経験者向け」に複数の公認会計士コースを開講しています。

受講者が必要に応じて必要な講座を選択できるよう、短答対策と論文対策を明確に分けた「スマート価格」で学べるのが特徴的です。

また、入門講座から上級講座まで、科目ごとに1人の講師が一貫サポートする「科目別専門講師制」を採用しています。

合格実績 記載なし
開講コース・学費 短答合格コース<秋生>(学費:278,000円)、
短答合格コース<春生>(学費:278,000円)、
論文合格コース(学費:268,000円〜)など
校舎 福岡本校:福岡県福岡市中央区天神4-4-11 天神ショッパーズ福岡8F

LEC東京リーガルマインドの詳細はこちら

オンライン通信の公認会計士専門学校・予備校もおすすめ

学校や仕事と両立しながら公認会計士を目指すなら、オンライン通信で受講できる公認会計士専門学校・資格予備校もおすすめです。

クレアール

クレアール

クレアールの公認会計士講座では、「初学者向けコース」と「学習経験者向けコース」を開講しています。

合格必要得点配点範囲に絞ったカリキュラムのみを学ぶ「非常識合格法」を採用しており、学校や仕事で忙しい方も効率的に学習を進めることができます。

公認会計士試験の出題範囲を網羅的に学習するのではなく、本当に必要な部分だけを徹底的に絞り込んだクレアール独自の学習スタイルが特徴的です。

過去の試験傾向を踏まえたオリジナルテキストは「重要度」と「難易度」をそれぞれ3段階で表示し、論点ごとの学習優先順位がわかるようになっています。

クレアールの詳細はこちら

CPA会計学院(通信講座)

CPA会計学院

CPA会計学院(通信講座)は、オンライン通信でありながら徹底した学習フォローを行っているのが強みです。

一人ひとりの通信生をCPAの常任専任講師がマンツーマンサポートするため、学習方法や進捗状況など何でも気兼ねなく相談できます。

講義視聴スタイルには「Web通信」「スマホ・タブレットWeb通信」「音声DL通信」「Web講義アプリでの動画DL」があり、自宅での学習はもちろん、電車移動などのちょっとしたスキマ時間にスマホやタブレットで学習することも可能です。

テキスト冊子のみならず、WebテキストやPDF教材にも対応しているため、持ち運びに苦労することもありません。

CPA会計学院の詳細はこちら

まとめ

福岡県には公認会計士専門学校や資格予備校が複数あり、難関の公認会計士試験合格に向けて学習しやすい環境といえます。

公認会計士は学校や仕事と両立しながら挑戦する方が多く、特に資格予備校では忙しい方も通えるよう多種多様なコースが開講されています。

また、スキマ時間も活用しながら効率的に学習を進めたい方は、いつでもどこでも繰り返し学習できるオンライン通信講座もおすすめです。

公認会計士専門学校や資格予備校、そして通信講座と、それぞれの特徴や強みを比較しながら自分に合った学習スタイルを検討してみてはいかがでしょうか。