公認会計士の短答式試験

公認会計士攻略ガイド※適切な試験対策で最短合格を実現

公認会計士試験は短答式をまずは合格する必要がありますが、近年難化しています。

公認会計士TOP >  公認会計士の短答式試験

公認会計士短答式試験の概要

公認会計士短答式試験の概要

公認会計士の短答式試験はマーク方式の試験で年2回あり、例年、第Ⅰ回は12月上旬、第Ⅱ回は5月下旬にあります。

短答式の試験科目は、財務会計論・管理会計論・監査論・企業法となっており、出題内容は基本的な問題を幅広く出題しています。

合格基準は、総点数の70%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率であり、毎回、前後3%程度は変動します。

また、1科目につき、満点の40%に満たなかった場合は不合格となるので、苦手科目でも最低40%以上は点数をとらなければなりません

第Ⅰ回と第Ⅱ回の短答式試験の合格得点比率は、原則として同じとなります。

試験時間や会場

短答式試験の試験時間や試験会場について紹介していきます。

まず、公認会計士の短答式試験は朝から夕方までハードなスケジュールで実施されるので体力的勝負な一面も。

最後の財務会計論は16時から2時間の試験なので、公開模試などを日ごろから受験して訓練しておくことが重要です。

試験科目 試験時間
企業法 9:30~10:30
管理会計論 11:30~12:30
監査論 14:00~15:00
財務会計論 16:00~18:00

次に試験会場は年度によって会場となる施設や都道府県は変更されることがあるので、必ず「公認会計士・監査審査会」の公式サイトで確認するようにしましょう。

試験地については、関東財務局、近畿財務局、北海道財務局、東北財務局、東海財務局、北陸財務局、中国財務局、四国財務局、九州財務局、福岡財務支局、沖縄総合事務局の全国11ヶ所で実施されます。

関東財務局は、首都圏にあり公認会計士試験の受験者数も多いことから、千葉と東京の2ヶ所で短答式は実施されることが多いです。

また、近畿財務局の場合、試験地が大阪で長年実施されていましたが、神戸が試験地になったこともあり、注意が必要です。

試験科目

企業法

短答式で最も高得点が目指しやすい科目。

とにかく出題パターンに慣れる必要があるため、模試や問題集の問題(一問一答)を沢山解いて、間違った部分は解説やテキストを読んで理解してその都度暗記していきます。

問題数をこなしたほうが得点に結びつくので、短答式ではこの方法で何度も繰り返し問題を解く習慣をつけましょう。

ポケット六法などを使って引きながら勉強していくのは論文式の対策となります。

監査論

以前は短答式の監査論も企業法のように一問一答で対応できていましたが、今は論点をずらした出題がみられることが多くなっています。

したがって、暗記よりも理解のほうが重要性が増しているのが今の監査論

授業やテキストでしっかりと理解し、思考力や応力を鍛えることを優先し、その後はインプット対策として模試・過去問や一問一答などの肢別問題集を活用すると良いでしょう。

管理会計論

財務会計論の次にボリュームの多い管理会計論は、以前は監査論と同じ試験時間で実施されていましたが、今はそれぞれが独立して試験時間が設けられています。

管理会計論は一つ一つの論点を理解し、計算方法もマスターしておかないと短答式のような細かい論点やボリュームの多い計算問題が出題されると得点に結びつけることが困難になりがち。

理論対策については、計算の勉強段階である程度理解していることが多いので、短答式の模試や過去問で間違ったら確認するという勉強法でも良いでしょう。

テキストで各論点を読み込み、計算をひたすら練習するのが短答式では一番おすすめの勉強法です。

財務会計論

短答式で試験時間が最も長く配点も高い財務会計は、計算が約7割、理論3割程度で構成されています。

管理会計と違い、理論もしっかりと学習していかないと正答することが困難です。

公認会計士講座のテキストを何度も読んで理解し、模試や問題集を解いて確認していきましょう。

簿記の計算は、とにかく仕訳がちゃんと書ければ正答できるため、論点ごとの解法パターンはもはや暗記作業となります

ただし、テキストを読んで暗記するではなく、何度も問題集・模試・過去問を解いて体で暗記していくのが簿記の勉強法。

アウトプットを制すれば財務会計論の簿記は制したと言っても良いでしょう。

近年の短答式試験の傾向

ここ数年は合格者を絞り込むために短答式試験は難化傾向にあり、この短答式試験が高い壁となっています。

合格率は第Ⅰ回が約13%、第Ⅱ回が約10%となっていています。

合格得点比率を第Ⅰ回と第Ⅱ回ともに原則同じとする趣旨のもと第Ⅱ回を調整していると思われ、傾向としては第Ⅱ回の試験の難易度が高くなっています

第Ⅰ回で合格する方が難易度的にも、また論文式試験に十分時間を充てられることから有利です。

これからも難易度は維持されていくと思われますので、学習が遅れていない限り、第Ⅰ回の試験に焦点を合わせるべきです。

短答式試験の合格率推移

年度 2016年5月 2016年12月 2017年5月 2017年12月 2018年5月 2018年12月
合格者数 638 1194 475 1090 975 1097
合格率 10.1% 15.3% 7.2% 13.0% 13.6% 12.9%

合格を目指すなら第I回の日程がおすすめ

短答式試験は12月(第Ⅰ回)と5月(第Ⅱ回)の年2回試験が実施されますが、おすすめは12月実施の第Ⅰ回です。

大きな理由は2つあります。

まず、説明したように合格ボーダーは両方とも70点を基本していることで同じですが、上記でまとめた合格推移の表のように公認会計士の短答式試験の場合は、12月の合格者が多いのが特徴。

もう1つの理由は、12月実施分で短答式に合格できれば、あとは8月の論文式まで勉強時間を豊富に確保できるということです。

5月実施分だと8月では約3ヶ月くらいしか期間がないので、勉強のやりくりが結構大変。

第2回の合格の勢いをそのままに論文まで合格という意見もありますが、次の2つ目の理由もあわせて12月の方がおすすめとなります。

したがって、短答式試験合格を目指すなら12月合格を一番に目指すことをおすすめします。

短答式試験の科目免除制度

短答式試験合格者

短答式試験を合格した場合、向こう2年間は免除され論文式試験から受けることができます。

ただし、公認会計士試験の場合は2年間を過ぎるとまた短答式を合格しないと論文式を受験できないので注意が必要です。

弁護士・税理士など他の資格保持者

また司法試験合格者は、短答式試験は免除です。

アカウティングスクール(会計大学院)に行き、一定の要件を満たした場合は企業法以外の科目(財務会計論・管理会計論・監査論)が免除されます。

つまり、短答式対策は1科目でいいので、企業法さえしっかり押さえていれば、論文式試験に特化することができます。

他には税理士試験のうち簿記論と財務諸表論に合格した者は、財務会計論が免除となります。財務会計論は平均点が低い上にボリュームがあるので、合格に対して優位に立てます。

対象者 免除科目
税理士の有資格者 財務会計論
税理士試験の簿記論及び財務諸表論の合格者及び免除者 財務会計論
大会社・国・地方公共団体等で会計または監査に関する事務または業務等に 従事した期間が通算で7年以上になる者 財務会計論
会計専門職大学ん(アカウンティングスクール)において、
①簿記、財務諸表その他の財務会計に属する科目に関する研究
②原価計算その他の管理会計に属する科目に関する研究
③監査論その他の監査に属する科目に関する研究
により、上記①に規定する科目を10単位以上、②及び③に規定する科目をそれぞれ6単位以上履修し、かつ上記①から③の各号に規定する科目を合計で28単位以上履修したうえで修士(専門職)の学位を授与された者
財務会計論

管理会計

監査論
司法試験合格者 短答式試験免除

【まとめ】公認会計士試験合格は短答がカギ!

以上のように公認会計士の短答式試験はマークシート方式のため容易に思われがちですが、実は非常に難易度が高い試験です。

短答式試験に合格できれば、論文突破も夢ではなくなると言われるほど。

したがって、合格者数が例年多く、論文式試験まで日程が十分にある12月合格を目指すことをおすすめします。

これから公認会計士試験を目指す人はぜひ参考にしてみて下さい。

<<広告・PR欄>>

クレアール

クレアールの公式ホームページです。
http://www.crear-ac.co.jp/

資格の学校TAC

資格の学校TACの公式ホームページです。
http://www.tac-school.co.jp/

大原学園

大原学園の公式サイトです。
http://www.o-hara.ac.jp/

ページトップへ戻る

企業概要 | 個人情報保護の方針 | 利用規約 | サイトマップ | お問い合わせ

Copyright (C) 公認会計士攻略ガイド※適切な試験対策で最短合格を実現 All Rights Reserved.