大阪の会計士専門学校
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大阪にある合格実績豊富な公認会計士専門学校や資格予備校を解説

大阪にあるおすすめの公認会計士専門学校・予備校について紹介

大阪でおすすめの公認会計士専門学校・予備校を紹介

公認会計士試験の受験資格は、学歴・年齢・国籍・実務経験などいっさい不問。

高卒生から大学生、社会人まで幅広い層の人が受験していますが、試験は難易度が高く、合格者の多くは勉強あるいは仕事をしながら公認会計士専門学校や資格予備校で指導を受けています。

ここでは、大阪を中心に関西エリアで公認会計士を目指す人のために、公認会計士専門学校と資格予備校の違いを解説し、学校選びで失敗しないためのポイントを紹介していきます。

大阪の公認会計士事情

大阪府内には公認会計士事務所が約420軒あります。

税理士と兼務の税理士・公認会計士事務所の数は3,465

クライアントとなる大阪の事業所数は422,568社となっています(出典元:平成28年経済センサス-活動調査)。

この数値から単純計算すると、大阪の税理士・公認会計士事務所の1軒あたりの担当事業所数は約122社ということになります。

日本公認会計士協会の支部である「近畿会(大阪、和歌山、奈良の3府県)」に登録している公認会計士は全部で3,710人。

うち大阪の公認会計士が3,525人を占めています(令和4年3月現在)。

大阪府は東京都に次いで2番目に公認会計士の多いエリアですが、事業所数も多く、また大阪にオフィスを構える大手監査法人やコンサルティングファームも増加しているので、大阪は就職・転職市場が活発な地域と言うことができます。

公認会計士専門学校と予備校を比較

公認会計士専門学校と予備校を比較

公認会計士の受験対策をするための学校には、大原簿記専門学校、CPA会計学院、資格の学校TACなど多数あります。

こうした学校を一般に「専門学校」と呼んでいますが、専門学校には認可校無認可校があります。

認可校は、私立の専門学校は都道府県知事から、公立は教育委員会から、国立は文部科学大臣から設置することを認められた専修学校のことです。

専修学校の中で高校卒業以上の学力のある者を対象とし、より高度な専門的技術・技能の習得を目指す専門課程を設置している学校が「専門学校」と称することができると定められています(学校教育法第126条の2)。

一方の無認可校は、法律上の規定はありません

設置にあたっても規制されることは特にない代わりに、「専門学校」と名乗ることができず、公的な保護や援助を受けることもできません。

上に挙げた3校の校名からわかるように、大原は認可校、CPAとTACは無認可校です。

ただし、無認可だから指導力が劣るといった差はありません。

認可・無認可のどちらにもメリット・デメリットがあるので、自分に最も適した学校を選ぶために両者の違いをよく理解しておきましょう。

なお、認可校でも専門学校とは名乗らず、「〇〇学院」「△△学園」「◇◇アカデミー」などの名称を用いているところもありますから、認可校かどうか不明な場合は文部科学省の公式HPで検索してみてください。

【文部科学省】https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/senshuu/1332600.htm

認可校
(専門学校)
無認可校
(予備校)
授業時間数 年間800時間以上。
夜間は450時間以上
規定なし
受験資格 学歴は高校卒業程度以上 学歴不問
修業年限 1年以上 規定なし
学生数 40人以上 規定なし
編入学 4年制大学への編入学が可能 編入学は不可
称号の付与 2年以上の課程修了者に「専門士」の称号を付与 称号なし
学生割引制度 適用(通学定期は通勤定期の3~7割引き) 原則として適用外
奨学金制度 日本学生支援機構の奨学金の対象 学校独自の奨学金制度のみ
校舎の条件 原則として自己所有の施設 賃貸施設でも可

公認会計士専門学校がおすすめな人

公認会計士専門学校がおすすめな人

高校卒業後の進路は大学かそれとも専門学校かで悩むという人は、大学進学を選べば後悔することが少ないでしょう。

大学では幅広い分野の知識やスキルを習得できるので、就職活動をする際も選択肢がそれだけ多いからです。

それとは反対に「公認会計士になりたい」というはっきりした目的がある人には、公認会計士専門学校への進学をおすすめします。

公認会計士専門学校は、当然ですが公認会計士の国家試験に特化した授業が行われます。

過去問を徹底的に分析・研究して作成した教材と、効率の良いカリキュラムに基づいた指導が特徴です。

授業をきちんと受けている生徒にとっては、難問と言われる論文式問題も「解いたことがある」という問題が多いため、短期合格を果たす確率も高くなります。

専門学校修了者は短大卒と同じ学歴とみなされる

公認会計士専門学校の2年以上の課程を修了し、所定の要件を満たした場合は「専門士」の称号が与えられます。

専門士は短大卒業と同程度の学力とみなされるので、4年制大学の2年次か3年次への編入学も可能です。

就活をする際も、募集要項の学歴のところに「短大卒以上」と記載されている場合は応募することができます。

まずはオープンキャンパスに参加して確認を

公認会計士専門学校を志望する場合も、オープンキャンパスに参加して、自分に合うかどうかを確認することが欠かせません

オープンキャンパスでは、受験生に学校のことを知ってもらうためにいくつかのイベントが用意されています。

実際にキャンパスへ足を運んで、パンフレットやウェブサイトではわからない校舎内の雰囲気、自習室、設備、パソコンなどの機材、講師の質、生徒の様子などをチェックしてみましょう。

資格予備校がおすすめな人

資格予備校がおすすめな人

無認可の資格予備校は授業時間に規定がないので、秋からスタートする1.5年コースや、受講期間が2年2か月のロングコースが設定されているところなどさまざまです。

校舎に関する規定もないため、大阪駅周辺のテナントビルなどアクセスのよい場所に教室を開設している資格予備校が多く見られます。

通いやすいという点で、大学生や社会人で公認会計士試験を目指す人には資格予備校のほうがおすすめです。

大学とダブルスクールをするケースが多い

大学の経済学部や商学部は公認会計士試験に有利とされてきましたが、実際は学部とは関係ないといわれ、理科系や法学部などから挑戦して合格しているケースもあります。

彼らのほとんどがダブルスクール(大学に通いながら専門学校や予備校で知識を習得すること)をしています。

就活を始めるときまで公認会計士の資格を取っておくために、大学1、2年生からダブルスクールを始める人が多いようです。

とくに公認会計士試験は独学で合格するのは極めて難しいことから、在学中に合格を目指すならダブルスクールは不可欠といえます。

無料体験や説明会で確認を

公認会計士専門学校や予備校ではオープンキャンパスとは別に、無料体験講義説明会を設けています。

専門学校の中には、無料体験を「入門講座」と位置づけて、簿記3級レベルの講義を無料提供しているところもあります。

公認会計士の仕事は自分に合うだろうか、長く続けられるだろうかといった不安を抱いている人は、公認会計士の基本である簿記に触れることによってそうした不安を解消することができるでしょう。

説明会では、出願方法や資格取得後の就職状況など、なんでも聞きたいことを説明してもらうことができます。

保護者同席も歓迎され、授業料についての相談などは、家族ごとの個別相談で応じてもらえます。

おすすめの公認会計士専門学校〈大阪府認可〉

大原簿記専門学校【大阪校】

大原簿記情報ビジネス専門学校
特徴 公認会計士を目指すなら大原を選ぶのが王道、といわれるほどの圧倒的な合格実績を誇る。授業内容は、網羅性より効率性を重視したカリキュラムで短期合格を実現。
授業スタイル 教室/オンライン授業(ライブ配信)
授業料 2年コースの初年度納付金:760,000円
所在地 大阪府大阪市淀川区西中島3-15-22
アクセス 地下鉄「西中島南方」駅から徒歩1分/阪急「南方」駅から徒歩1分/JR「新大阪」駅から徒歩8分

※大阪校の他に難波校・梅田校もあります。

大原専門学校の詳細はこちら

大阪ITプログラミング&会計専門学校【天王寺校】

大阪ITプログラミング&会計専門学校
特徴 会計士3・2年コースは、グループ(6~8人)ごとのゼミ学習方式。楽しく学んで確実に力をつけるという教育方針のもと、総合体育際、ゼミ旅行、学園祭などキャンパスイベントも盛りだくさん。
授業スタイル 対面授業が基本
授業料 3・2年コースの初年度納付金:1,200,000円
所在地 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-15
アクセス JR・地下鉄「天王寺」駅から徒歩5分/近鉄「大阪阿部野橋」駅から徒歩6分

大阪ITプログラミング&会計専門学校の
詳細はこちら

おすすめの資格予備校一覧〈大阪エリア〉

資格の学校TAC【梅田校・なんば校】

TAC
特徴 論文式試験に向けての学習時間をより多く確保するために短答式に完全対応する学習法が特徴。講師陣は公認会計士試験に合格したプロフェッショナルぞろいで、受講生からの満足度も93%と高評価!
授業スタイル 教室(ビデオブース)+Web講座/DVD+Web通信講座
授業料 教室・web通信講座:790,000円/DVD:870,000円
所在地
(梅田校)
大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル4F
アクセス
(梅田校)
阪急・地下鉄梅田駅より徒歩6分
JR大阪駅より徒歩7分
所在地
(なんば校)
大阪府大阪市中央区難波2-1-2 太陽生命難波ビル2F
アクセス
(なんば校)
地下鉄なんば駅25番出口すぐ

TACの詳細はこちら

資格の大原【大阪校】

資格の大原
特徴 資格の大原は無認可校なので授業形態も多彩。映像通学は講義を収録したビデオを個室ブースで視聴するスタイルで、自分のペースで学習できることから働きながら学ぶ社会人に人気。
授業スタイル 教室通学・映像通学・web通信・DVD通信
授業料 室・映像通学・web通信:780,000円/DVD通信:850,000円
所在地 大阪府大阪市淀川区西中島3-15-22
アクセス 地下鉄「西中島南方」駅から徒歩1分/阪急「南方」駅から徒歩1分/JR「新大阪」駅から徒歩8分

資格の大原の詳細はこちら

CPA会計学院【大阪梅田校】

CPA会計学院
特徴 女性専用席もあり、学習環境は抜群。上記2校に比べて大学生が多い。2021年度の合格者の37%をCPA生が占めるほど規模が大きく、またレベルの高い資格予備校。
授業スタイル 通学、通信
授業料 2年スタンダードコース:通学:790,000円/通信:680,000円
所在地 大阪府大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビル4F
アクセス 地下鉄「東梅田駅」徒歩7 分、阪急「梅田駅」 徒歩7 分

CPA会計学院の詳細はこちら

まとめ

大阪公認会計士専門学校・予備校について見てきましたが、学校を選ぶ際は、合格者数や合格率を見ることよりも、オープンキャンパスなどに参加して自分の目で学校を確認することが重要です。

それも1校だけでなく最低3校は見学することをおすすめします。

専門学校や資格予備校は学習スケジュールがかなりハードになることを覚悟しましょう。

2年間程度で公認会計士試験に必要な知識を習得するのですから、遅刻や欠勤はよほどのことがない限り避けなければなりません。学校によっては、遅刻者は授業に参加できないところもあります。

公認会計士試験は三大国家試験と言われる難関です。

最短コースで突破するためにもオープンキャンパスなどを活用して、自分に最も適した学校を選ぶようにしましょう。