公認会計士3大予備校TAC・大原・CPA会計学院の公開模試を解説

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公認会計士試験合格に必要不可欠!公開模試活用法と選び方を紹介

公認会計士試験の合格実績が豊富なTAC、資格の大原、CPA会計学院の公開模試を解説しています。

公認会計士試験合格を目指すうえで、公開模試の活用は必要不可欠といっても過言ではありません。

公開模試は本番さながらの雰囲気で本試験同様の問題を解く少ない機会です。

また、模試では各専門学校が本試験の出題傾向などを綿密に調査したうえで、徹底的に考えぬかれた問題が出題されます。

そのため、模試を受験することで自然と本試験の出題対策をとることができ、学習効率という面でも非常に優れています。

そこで、本記事では、公認会計士試験合格を目指す方に向けて、公開模試のおすすめの活用法や選び方をご紹介しながら、公認会計士講座で合格実績が豊富なTAC・大原・CPA会計学院の公開模試を紹介しています。

公認会計士合格に公開模試が必要な理由

公認会計士合格に公開模試が必要な理由
公開模試はなぜ受験した方が良いのでしょうか。

公認会計士の公開模試受験が必要とされる理由ついて解説させて頂きます。

本番の緊張感に慣れる

公認会計士試験の本番の会場は凄まじい緊張感に包まれています。

難関資格のため、どの公認会計士受験生も試験本番までに猛勉強を重ねてきており、独特の緊張感と熱量が会場に広がっているのです。

実際に、会場の雰囲気にのまれて「集中しきれず実力を発揮できなかった」、「普段はしないようなケアレスミスをしてしまった」という話もよく聞くものです。

このような事態を防ぎ、本番で十二分に実力を発揮するためにも、公開模試を活用して本番の緊張感に慣れておくことをおすすめします。

時間配分を覚える

公認会計士試験は試験時間が非常にタイトです。

全ての問題をじっくり考えて時間内に解答することは難しく、時間配分を考えながら優先度に応じて問題を解いていくことが非常に重要です。

模擬試験では、計算問題と理論問題の時間配分を意識しながら、得点できる箇所を確実に得点し、合格点を取れる実力があるかを判定するとともに、試験時間の感覚を身体で覚えることができます。

模試で自分に合った時間配分の方法を身に着けることで、本番でも焦ることなく問題に集中することができるでしょう。

多くの受験生も受験している

公認会計士試験は合格者数がある程度決まっているため、相対評価の試験です。

つまり、勉強において他の公認会計士受験生に後れをとることは、公認会計士試験の合格から遠ざかることを意味しています。

そこで重要になるのが、多くの公認会計士受験生が正答するような基本問題や頻出問題は絶対に落とさないということです。

公開模試は多くの受験生が受けていますので、模試で出題された問題が本番でも出題された場合、多くの受験生が正答する可能性が高いです。

他の公認会計士受験生に後れをとらないためにも、参加者の多い模試は受験しておくことをおすすめします。

勉強の進捗度合いを測ることができる

模試を受けることで、いま自分の実力がどれくらいで、公認会計士受験生のなかでどの位置にいるのか把握しておくことはやはり大切です。

答練や問題集は本番試験と同じ難易度とも限りません。

本番での出題形式、難易度のもとでどれくらい自分が得点できるのか、今後の学習プランを立てていくうえでも、模試を活用することは非常に重要といえるでしょう。

全国模試(論文、短答)の一覧(2023年)

全国模試(論文、短答)の一覧(2023年)
公認会計士の各受験予備校で実施されている公開模試情報の一覧は次の通りです。

なお、実施時期や受験料は2022年現在で公表されている情報と過去の情報から記載しています。

実際の受験にあたっては、各公式HPにて最新の情報をご確認ください。

TAC(タック)

TAC
TACの全国公開模試の特徴は、開催地が全国26会場と多いこと、また、毎年多くの受験生が受験していることが挙げられます。

開催地が多いため会場受験がしやすいことと、母集団が多いため、より自分が全受験生の中でどのくらいの順位にいるのかを正確に把握できるというメリットがあります。

模擬試験 実施時期 受験料
12月短答式
公開模試
2022年11月 受験各5,000円(会場受験・自宅受験共通)
5月短答式
公開模試
2023年5月 受験各5,000円(会場受験・自宅受験共通)
論文式
公開模試
2023年4月(第1回)、2023年7月(2回) 受験各6,000円(会場受験・自宅受験共通)[第1回・第2回共通]

TACの詳細はこちら

資格の大原


資格の大原もTACと同様に開催地の会場数が多いこと、公開模試の受験者数が例年多いという特徴があります。

開催地は29会場と全国各地で開催されるため、地方の公認会計士受験生にとっても会場受験がしやすい点はメリットでしょう。

模擬試験 実施時期 受験料
12月短答式
公開模試
2022年11月 受験各5,000円(会場受験・自宅受験共通)
5月短答式
公開模試
2023年5月 受験各5,000円(会場受験・自宅受験共通)
論文式
公開模試
2023年3月(第1回)、2023年7月(2回) 要問合せ

資格の大原の詳細はこちら

CPA会計学院

CPA会計学院
CPA会計学院の公開模試の特徴は、高い出題傾向の分析力をもとに作成された精度の高い問題が数多く出題される点です。

過去の公認会計士試験の出題傾向を分析し、本年度の公認会計士試験において重要性の高い論点を中心に出題されます。

一方で、CPA会計学院の校舎数はTACや資格の大原と比較すると少なく、新宿校、水道橋校、早稲田校、日吉校、大阪梅田校の5校のみでの開催となります。

会場のキャパシティの問題から会場受験の申し込みが中止されることもあり、自宅受験ではなく会場受験を重視される方には、受験しにくいという欠点があります。

模擬試験 実施時期 受験料
12月短答式
公開模試
2022年11月 受験各5,000円(会場受験・自宅受験共通)
5月短答式
公開模試
2023年5月 要問合せ
論文式
公開模試
2023年3月(第1回)、2023年7月(2回) 要問合せ

CPA会計学院の詳細はこちら

その他

上記で代表的な公認会計士の受験予備校の公開模試情報を挙げさせて頂きましたが、その他にもクレアール、lec(レック)などでも公開模試は開催されています。

会場や日程の都合などに合わせ、必要に応じクレアールやlecなどの模試情報も確認してみてもよいでしょう。

公認会計士受験におすすめの活用法・選び方

公開模試のおすすめの活用法

  • 本試験の緊張感に慣れる
  • 時間配分を身体で覚える
  • 本試験の出題傾向を把握する

公認会計士の公開模試のメリットは、何といっても本番さながらの緊張感のもとで、本試験と同様の問題を解くことができるという点です。

そのため、公開模試を受験される際には、緊張状態のなかで落ち着いて問題を解くこと、計算問題と理論問題の自分に合った時間配分を見つけることが何よりも大事です。

また、公開模試のもう一つのメリットは、今年度試験の出題傾向を把握できる点です。

模試では、過去の出題傾向から今年度の試験に出題されそうな論点を重点的に出題してくれます。

今年度の出題論点を抑えるためにも、模試の問題は受験後も復習し対策をしておきましょう。

公開模試のおすすめの選び方

公認会計士試験の公開模試を選ぶうえで重視したい点は次のとおりです。

  • 可能な限り会場で受験する
  • 受験者数が多い模試を選ぶ
  • 可能であれば複数回受験する

数多くの公認会計士受験生のなかで試験問題を解く会場受験と自宅受験では緊張感が全く異なります。

そのため、本番の雰囲気に慣れておくためにも、可能な限り自宅受験ではなく会場受験をおすすめします。

また、受験生の中での自分の位置づけを正確に把握するためにも、公認会計士受験者数が多い模試を選ぶことも重要です。

TACや大原の大手予備校の公開模試は毎年多くの公認会計士受験生が参加しており、精度の高い全国ランキングや合格可能性などが把握できるため、おすすめです。

更に、模試の雰囲気に慣れるためにも、可能であれば複数回受験してみるのもよいでしょう。

まとめ

本記事では、公認会計士試験合格を目指す方に向けて、公開模試の必要性と公開模試の一覧、また、おすすめの模試活用法についてご紹介しました。

模試は本番と同じ雰囲気を体感し、気持ちを慣れさせることができる数少ない機会です。

また、模試の問題は各専門学校が力を入れて考えぬかれた良問が出題されることから、学習という意味でも受験しておくことをおすすめしています。

本記事を参考に、公認会計士合格に向けて公開模試を上手く活用しましょう。